May 16, 2004

トーク・トゥ・ハー

看護士のベニグノは、交通事故で植物状態となった
アリシアの看護を4年も続けている。
一方、ライターのマルコは女性闘牛士のリディアと
付き合うようになるが、彼女も牛にやられて植物状態に...
女性経験のない屈折気味のベニグノと、
やたら感受性の強い「泣く男」マルコの、対照的な愛が描かれる。

これは、どう解釈していいか悩む映画だった。
一途な純愛と考えると、ちょっと弱者に甘すぎるし、
そんな浅い作品じゃないはず...
男同士でも孤独感は癒せるのに、結局男性には女性=母が必要なのか?
という側面を垣間見た気がしたけど、監督がゲイなのを意識しすぎかな。
で、Amazonのレビュー(タイトル「王子のキス」)をみて、なるほどーと思う。
いろいろ考えさせてくれる良い映画でした。
★★★☆

May 16, 2004 10:22 PM
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