18世紀末のドイツ。冒険家バロン男爵がかつての家来を捜し集め、
トルコ軍の侵攻から街を救うというのが表面的なストーリー。
「ほら吹き男爵の冒険」という有名な話がベースだそうだが、
とにかくすごい世界観だった。家来の超人的な能力はもとより
月世界や火山の設定やちょっとしたセリフがシュールで、哲学的で...
ぼくはコレ結構好き。これで中世じゃなければもっと好きかも。
メッセージ性も強くて好みがバッサリ分かれる内容なのに、
パッと見娯楽大作っぽいので興行的に大コケしたのも分かります。
★★★☆