append

シンタックス: append document, member whichCastmember [, ... , autoAppend ]
  append document, member whichCastmember of castLib whichLib [, ... , autoAppend ]
  append document, castLib whichCast [, ... , autoAppend ]
  append document, sprite whichSprite [, ... , autoAppend ]
  append document, string [, ... , autoAppend ]
  append document, list [, ... , autoAppend ]

append コマンドは PrintOMatic ドキュメント のカレント「フレーム」に一つまたは複数のアイテムを追加します。ドキュメントにカレントフレームが存在しない場合、PrintOMatic Xtra は「デフォルト」フレームを作ろうとします。 デフォルトフレームはページの幅と高さから現在設定されているマージンを差し引いたサイズになります。

append をコールする際に常に最後にあるのがパラメータ autoAppend です。これは、ドキュメントの最後の「フレーム」でスペースが足りなくなってしまったときに「オン・ザ・フライ」で新しいページを作成するかどうかをコントロールします。このパラメータを TRUE にすると、ドキュメントの最後のページと同じ「フレーム」レイアウトで新しいページが作成されます。PrintOMatic は、指定したすべてのエレメントがドキュメントに流れ込むのに必要な数だけページを作成します。 このパラメータを指定せずに append をコールした場合、デフォルトで TRUE になります。

ドキュメントのマスターページのフレームにアイテムを追加しているときは autoAppend は機能しません。

オブジェクトのタイプ 追加されるもの

フィールドキャストメンバー フィールドのテキスト
指定されたフォントとスタイルを使用
 
テキストキャストメンバー キャストメンバーのビットマップイメージ
アンチエイリアスを含む
 
ビットマップキャストメンバー キャストメンバーのグラフィック
 
PICT キャストメンバー キャストメンバーのグラフィック
 
キャストライブラリ ライブラリ内のすべての印刷可能キャストメンバー
キャストの順で
 
スプライト スプライトのキャストメンバー
 
テキスト文字列 テキスト文字列
デフォルトのフォントを使用 ( Macintosh では Geneva 10pt、
Windows では Arial 10pt )
 
リスト リストの要素

例:

次のサンプルは PrintOMatic ドキュメント を作成後ドキュメント名を設定し、最初のページを作成します。そこにフレームを追加し、さまざまなアイテムを追加した後印刷します:
set doc = new(xtra "PrintOMatic")
if not objectP(doc) then exit
setDocumentName doc, "My Example Document"
newPage doc
newFrame doc, Rect(0,0,getPageWidth(doc),getPageHeight(doc)
append doc, sprite 1, TRUE
append doc, [member "image", member "caption", sprite 5], TRUE
append doc, castLib "printout", TRUE
if doJobSetup(doc) then print doc
set doc = 0